【ますのすし】富山の駅弁!笹の葉に包まれた香りと風情に旅気分!

海鮮駅弁空弁シリーズ

週末いつもの行きつけのスーパーで面白いものが目に入ったので試しに買ってみた。その日に全国のご当地グルメの弁当フェアのブースが設けられていたので、いくつかの産地の名物がある中から一つを摘んでカゴの中にインした。今回は富山でます寿司の老舗で郷土料理の駅弁など知られる (みなもとという有名な店のものらしい。値段もそれなりにするが一応寿司であるので生のものと比べてみたくなった。早速家に帰って開けてみる。

通常価格は1500円。ネットで購入もできるが送料がかかるため2000円は越える

風情のある押し寿司

サッと箱の横部分が開いて直ぐにとり出せる。箱に比べて思ったより中身は小ぶりで直径20センチ弱くらいのサイズだったが、ずっしりした重みがある。

しっかりと強力なゴムで四方から押さえつけられている。マスの押し寿司である。さて、梱包を解いてみる。

綺麗に笹の葉でコーティングされている。水分が外気に奪われないように良く考えられ見た目も非常に風情がある。さて、中身はどんなだろう?

笹の葉の演出がいい

いいね。一枚ずつ開く事がいい演出になる。焦らされると余計に欲求が高まるのが男の心情

おお、君は僕の太陽だ!と言いたくなるシュチュエーションが訪れた。いやーリッチな気分にもさせてくれる。付属のプラスチックのナイフを入刀。

結構刃がギザギザなので思ったより斬れ味が鋭い。

切った部分はまな板に退避させる。底から笹の葉が敷き詰められているのが分かる。

とにかく駅弁。しかし笹の香りが染み込んだ上品な旨味

酢飯の部分は程よい厚さと硬さに見受けられる。

ねっとりとした見た目。水分が逃げていない証拠。では食してみる。


食レポ

こ、これ駅弁!いやー、今まで生きてきて数える程しか駅弁を食べた経験しかないが、一口食べてみるとまずその感覚に襲われる。自宅で食しているのにまるで鉄道に乗った気持ちになる。決して大げさではなく、駅弁ならではの香りと風味があることを思い出させる。いや今までそれ程駅弁を食していないのに直ぐにそう感じるのだから極めて駅弁なのである。究極の駅弁なのか?

さて、駅であることを熱するのはここまでにして、旨いかどうかが一番重要だ。握り寿司と比べるなどとは畑違いであるが、それでも寿司は寿司である。ますは発酵させずに酢で味付けしたもので半生の言うなればますの生ハムとでも表現しようか。ねっとりとしたますの食感と酢飯が驚くほどの上品ないまろやかさにより、ますを ますます引き立てる。そして決して忘れてはならないのが、この笹の葉の香りがこの寿司に染み込んでいる事だ。決してビニールのようなもので包んでもこんな味は出ない。ます、酢飯、笹の葉のバランスが調和している。どれもが出しゃばっていない。ああ止まらない。次々とカットしては食べ瞬く間に無くなっていく。

 情けないが、後でこのます寿司の正しい食し方を知ったのだが正式な方法はひっくり返して蓋に乗せて笹ごと切るようだ。ナイフが良く切れるのはこのためだったと思う。

まとめ

いやはや、自分は生の魚介類を熱烈に好む人間なので、最初は迷ったが買って本当に良かったと思う。見た目の演出と笹を開いた時のインパクトもさる事ながら、鉄道や旅を大いにイメージさせてもらい、生の海鮮を妥協したものとは全く違う旨さが存在する事を痛感させられた。また、こういった食の物産品のフェアがあれば色々模索してみたい。


海鮮をこよなく愛する庶民
kei-chan

197X 年生まれ 和歌山の海に囲まれた環境で生まれ育ち、子供の頃は親が釣ってきた新鮮な魚をいただくうちに、日常の食卓に魚介類が欠かせないと思えるようになった。釣りは苦手だが、海の幸を食することに喜びと生きがいを感じる。共感してくれる誰かがいてくれたら応援してほしい。

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