そろそろ以前に購入した刺身や寿司に使っていた以前購入した湯浅醤油が底をつきそうなので、新たに醤油を手に入れた。今回も同じく湯浅醤油にした。蔵匠 樽仕込みという商品だ。
内容紹介
化粧箱入りで高級な醤油であることを演出している。うっかり手を滑らせて落としても割れる心配が無い程のしっかりした箱だ。
さて、出でよ!高級ブランド醤油よ!
ジャジャーン!
樽仕込みが売りであることが前面に押し出されてる。
つまり、天然杉樽仕込みの1年3ヶ月~2年熟成の醤油らしい
●天然醸造・・ 酵素を使わない自然発酵と食品添加物を使用していない
●古式製法・・大豆を蒸さず、国産の大豆を大釜でじっくりと煮込んだもの
難しい説明は苦手なのでこういうことらしい。
そしてさらにくるりんズームでやらしく覗き込む
実は200ミリという量でなんと税込540円
内容量からすると人生で一番高い醤油を購入したことになる。
紀州湯浅 湯浅醤油 の湯浅醤油と比較してみるとこのサイズの違い。
200ミリ(税込540円)VS 300ミリ(600円ほど)
果たして違いはあるのか?
まずは抜栓。香りを嗅いでみる。
・・それほど大豆の香りはしない。
いたって普通な感じだ。
見た目はどうかな?
左が樽仕込み、右が紀州湯浅 湯浅醤油
少し今回の樽仕込みの方が色が薄い。
粘りは同じくらいかな。
有名湯浅醤油と比較する
では、肝心の味を検証してみる
さてと、では今日も海鮮祭りといってみる
エントリー1 ほたて貝柱。大好物。これ嫌いという人間がいるのか。日本人であるなら98%は美味いというのではないか。
例えるなら男子が新垣結衣(ガッキー)を嫌いとはほぼ言わなという割合(独断と偏見)
解凍になるが、ほたて貝柱はほとんどがそうだ。しかし、魚と違いほとんど臭みが無いのがやはり病み付きになる。いつか新鮮な処理したてのものをそのままいただきたい。
では、食べ比べ開始。
わさびを付けて
まずは左の紀州湯浅 湯浅醤油の方からいただく。
・・大豆の香りが程よく感じられる。癖のないほたてだと醤油の個性が発揮される。
続いて樽仕込み醤油
・・・・紀州湯浅 湯浅醤油より大豆の香りが抑えられている感じだ。
すっきりした感じ。塩分も小原久吉より控えめと思える。
たっぷり醤油を浸しても問題無い。
本当に癖が無いというか無駄が無い。クリアーリッチとでも言っておこう。
他の食材でいただく
養殖のタイをいただく。
短冊で買ったものをカットしていただく。
タイとごタイ面。さて、お味は・・
!!いいね!
スーパーの小袋醤油では追いつけないこのクリアー感と上品なすっきりした後味。これが天然醸造の特徴なのかもしれない。
さらに、自分の好きな赤エビの寿司
これも新垣結衣とまではいかないかもしれないが、吉岡 里帆(よしおか りほ)なみの男子受けする
レベルだ(ファンの方には土下座)
いただきます。
やはりぶれない旨さ。もう醤油も関係なくなってくる。
しかし、醤油が美味いからこそ素材のパフォーマンスを引き出す。
最後は真の醤油の味そのものをストレートに評価する食材。
それはいつものこれ。
冷奴!
少し控えめにかけてみる。
いただくとする。
・・うん・・
もう少し醤油を追加できる。たくさんかけても、嫌な塩分の辛さを感じない。マイルドな感じで市販のペットボトルの醤油とは一線を画する。
高価なのであまりザブザブとかけるにはもったい無いので、これからは冷奴にはもっとコスパのよい醤油を使用したい。
まとめ
さすが世界一古い醤油の歴史を持つだけのことはあるが、ただ湯浅醤油というブランドと高価な価格からくる先入観によって味の評価を少し上乗せしてしまう傾向が正直出ているのかもしれないが、個人的には前回に紹介した小原久吉の湯浅醤油のほうが程よい大豆の香りが醤油らしさを感じさせてくれると思う。この樽仕込み醤油はどちらかというと大人しいだれとでも仲良くなれる八方美人というタイプだ。誰が購入しても後悔しない弱点という弱点が見当たらない醤油。
湯浅醤油はまだまだ奥が深い。他の蔵元をこれからも引き続き模索したい。