ついにやってきた。北海道から自分好みの海の幸満載弁当！憧れの産地の魚介を堪能できる機会が訪れた。行きつけのスーパーでなんと残り１つのところを際どくゲットした。まるごと北海どん 春うららというネーミングである。佐藤水産鮨株式会社というところのものだ。サイズは少し小ぶりだがずっしりしている。
内容紹介
サッと中身を横からスライドさせる。箸と専用の醤油が付属している。本体は直径１２センチくらいかな。やや小ぶり。
パッケージの背後がどうしても気になる。うつ伏せになりなさい。強引に裏返し。
海の幸がオンパレード。弁当のためさすがに生とはいかないが、北海道からやってきたと考えるなら、すごいネタだ。迅速に出荷しているに違い無い。新千歳空港から空輸してると思う。
では、まず一枚脱でもらう。
ほーお。乾燥しにくいようにフィルムのようなものが貼られてある。細やかな配慮が見られる。
そして、ついに丸裸の君にご対面。
美しーい！
「もうすっかり君の虜だ。一目見た瞬間に君の事がもう忘れられない。」
男ならこういったセリフを人生に１度くらい口にしたいが、たいていの日本人の男性は心の内に秘めていると思う。自分もその一人だろう。
ごたくはここまでにして、いつものように貪るとする。
食レポ
まずは、ニシンの酢漬けから。自分はおそらくニシンを食するのは初めてだと思う。一度ニシン蕎麦をいただきたいと思っていたが、その機会に恵まれず今回が初ニシン。見た目からしてアジのよう。
食してみる。
・・・なるほど、なるほど。アジのようだが、脂が少なく、さらに独特の風味がある。上手く説明できないが、アジにうっすら上品な燻製の香りを染み込ませたとでも言おうか、確かに蕎麦には合うかもしれない。ネタが北海道産でありながら新鮮で、酢がとてもいい感じでさっぱりとしているので旨い。
続いてハーイ イクラちゃん。（byサザエさん）
酢飯と一緒にいただきます。
・・
！間違いない美味しさ。酢飯もぎっしり暑さ３センチくらいある。しかし、酢飯旨い。これも重要。
続いてセンターポジションのカニ！
かつてのAKBでいうなら前田アッちゃんのようかな。（実はお忍び旅行にきていた時に５ｍくらいの距離まで最接近出来た。えへっ）
アッちゃん いただきます。
・・ほー。
ボイルだが、やはりカニカマとは次元が違う。花咲カニ（タラバガニ科らしい）と表示してあったが旨い。これは、このままいただいてカニの風味と食感を味わう。
さらにウニ&イクラ！
海鮮丼ならではの特権。
ウニはボイルしているが、旨い！生の独特のえぐさのようなものが一切無い。ひょっとしてウニはボイルした方が旨いのか？北海道産恐るべし。
反時計回りで続いてガリ！
・・・あら、旨い？なんで？
甘くない。いつも回転ずしやスーパーでいただく小袋などとは違い、酢漬けの仕方か酢の質が良いのか今までで食した市販のガリの中では格段に旨い。こんなところでのこだわりが全体の評価を高めるんだと自分は思う。
そしてメインと思われる サクラマスの燻製！
以前に食した 富山のます寿司 を彷彿とさせる。
おっと！めくれば下にもマス。マスマステンション上がります。
一枚で横に並べたら３分の２くらい全体が覆われる！
そして、贅沢な瞬間を堪能する。
マス、イクラ、ウニ。三位一体。
いただくとする。
・・・
マスは富山のます寿司に引けを取らないマイルドで燻製のほのかな味わいで酢飯との相性が素晴らしい。そして、ウニの旨味が追いかけてくる。
イクラの粒がさらに弾ける食感と風味によってさらに深みのある世界に誘ってくれる。
・た・ま・ら・な・い・
付属の鮭醤油
おっと！忘れていた。ついこの海鮮の幸に心を奪われていたので、付属のこのものを。
鮭醤油！サケの醤油なんて今まで聞いた事が無い。興味深い代物だ。
醤油かぶれの自分には放っておけない。
量が多ければTKGに使用したいところだ。おそらく色合いからしてだし醤油系と思われる。
ニシンに付ける。
相変わらず海鮮丼の特権活用
イクラはいくらでも口に入る。
・・
なるほど、塩分は抑えられていてカツオとも違う鮭の風味だ。醤油というより鮭出汁。
良いアクセントになる。
マスにも付けてウニと一緒にいただき。
同じく、もう何しても旨い！
そして見る見るうちに貪り食べる。
ウニのみ。
やはり旨い。ウニ柔らかい。
もうすぐ別れを告げられる悲しい男の宿命
またいつか会える日を楽しみにしている。
ごちそうさまでした。
まとめ
北海道は偉大だった。素晴らしいバランスのとれた内容だった。それぞれの量や質で、どれか１つくらい手を抜いてもおかしく無いわけだが、全てが旨い。消費者の期待を裏切らないようにいわば北海道というブランドに誇りを持って仕事をしてくれているんだと思う。何よりも、ここから2000キロ近い距離にあるにもかかわらず、海鮮丼を食せる期間内に届けてくれる企業努力には頭がさがる。いつか北海道に行って本生の海鮮丼を思う存分味わいたい。
