先日はカンパチの短冊の刺身が夜の半額ということでついつい安かったので購入したのだが、その日は他のもので腹が膨れたので、悲しくも冷蔵庫のチルド室に放り込んで次の日に食すことになった。
まずは刺身で
短冊で中骨付きということで、面倒だが鮮度は落ちにくいのがメリットだろう。まずは刺身としてさばいていく。
背骨と血合いの部分を取り除き、腹の方を刺身用にカット。脂が乗っていて色合いもそこそこ良い。
さて、味の方はいかがかな?
・!
買ってから時間が経っているが、臭みも少なく旨味も感じられる。全部完食した。
引っ張りみじん切り器でなめろうに挑戦
さて、背の方はやはり腹に比べて色がやや褐色で身は固いし、若干臭みも出てきている。
そして今回はこれを導入した!
引っ張りみじん切り器!ニトリで600円台だった。小さい方のSサイズを購入。直径12センチくらい。
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以前、ヒラマサのなめろうで紹介した同じ分量を参考に試した。
材料
上記のカットした部分のカンパチ(150グラム前後)に対して
●長ネギ・・ カンパチと同じくらいの長さの
●味噌(かつおだし入り)・・・大さじ1.5杯
●にんにく・・1かけ
●生姜・・ニンニクと同じ量くらい(お好みの量で)
●醤油・・小さじ半分
※好みで大葉やミョウガなども加えてみても良い。(自分は出来るだけシンプルにいきたい)
作り方
まずは、ニンニクの芽を取り除き、生姜も同じくらいのサイズ。(それぞれ男性の人差し指の第一関節分くらい)
面倒くさければチューブでも良い。
1・まずは、先にニンニクと生姜を引っ張りみじん切り器に入れ20回ほど引っ張る。
2・味噌を大さじ 1.5杯と醤油小さじ半分を投入。
3・そして、長ネギをカンパチ同じ長さくらいを2センチ間隔にカットする。(15センチくらいだった)
4・カンパチと長ネギを放り込む。
5・20回ほど引っ張った。
確認してみる。
あれ?上の部分がまだ荒い。というか、そのままに近い状態のものもある。少し入れる量が多かったのかもしれない。この上の荒いカンパチを下に潜らせるために少し混ぜる。
6・さらに蓋を閉め10回引っ張ってみる。
もうちょっとかなぁ。(このタイミングで味見をしてみて味が薄かったりしたら味噌や薬味を追加することもできる。)
7・そして10回さらに引っ張った。
いい感じ!
8・器に盛る。まな板から移すよりはるかに楽で簡単!
男飯完成。
熱燗いらっしゃいませ。なめろうにはこれでしょ!
カンパチのなめろうはいかがなものか?
それでは頂かせてもらう。
・・
!!!!
これはやばい!ヒラマサのなめろうの時よりも柔らかいし、臭みなど微塵も感じない。長ネギがまたタマラン!そして、ふわっとしている。引っ張りみじん切り器の回転により空気がブレンドされている気がする。熱燗と交互にいただきたくなる。箸が止まらない!
まとめ
以前に紹介したヒラマサのなめろうは材料も作り方もシンプルなのに旨くて感動したが、今回この引っ張りみじん切り器を使うと本当に楽で食材を放り込んで引っ張るだけでしかない。ただ一つ問題なのが、容器にパンパンに入れたら上部の方がみじんにカットされないので途中で蓋を外して底から混ぜなければならない。しかし、まな板で食材を包丁で数分間叩いて寄せてを繰り返す労力と後片付けの手間を考えたら後戻りできない。 合計60回引っ張るだけだった。それほど力がいらないのは嬉しい。それとカッターの回転によって細かくなった刺身にも空気が含まれるのか、口の中でほどけるような柔らかな感覚は包丁では出せない。また、新たになめろうに相応しい魚があれば紹介したい。