福井の駅弁【かに千両箱】紅ずわいがにの3種類の味を楽しむ!

海鮮駅弁空弁シリーズ

今回も地元のスーパーで駅弁フェアがありその一つを選んだ。日本海の海の幸はやはり魅力的でカニときたらもう勝手に手が伸びて買い物カゴに放り込んでいた。と言っても一応、表記は確かめた。紹介するのは福井県の駅弁かに千両箱。紅ずわいがにのパラダイスである。パッケージから購買欲がそそられた。

パッケージを拝見

原材料を確かめて購入したが、一点気になったのが、紅ずわいがに酢漬に引っかかった。

以前に紹介した安価な紅ズワイガニの寿司で少し痛い目を見たので警戒した。かなりいろんなものが混ぜ込まれたもので紅ずわい感が少なかった経緯がある。

しかし、値段は1200円くらいではあるが、日本海の駅弁なので心を許してしまった。

さて衣装を脱いでもらうとこんな感じ。容器は発泡スチロールだった。(少し残念)

しかし、気になるのがこの表記。この紅ずわいがにの弁当は3つの味を楽しめる。

かにみそ、かにバラ身、かに棒身。いいね。特にかにみそが弁当でいただけるのは珍しいのではないか?

サイズはこんな感じ。長さ20センチ弱くらいかな。若干小ぶり。駅弁としては標準的。

食レポ開始

それでは出でよ紅ずわい!

ヒャッホーウ。紅ずわいがひしめいてる。かに棒素敵!

いきなり、棒に飛びつく衝動を抑えて大人ぶる。落ち着け。まずはガリといこうではないか。

いただき。

・!うんそんなに甘くなく自分好みだ。スーパーで無料で頂ける小袋のガリとは違い甘さが抑えられた上品な仕上がりだ。


では本体に突撃!

酢飯と一緒にバラ身に挑む。いざ。

!!うんま!しっかりかにの味がする!酢の甘みが少ないのがとてもいい。ほぼ紅ずわいがにの旨味を楽しめる。

そして今度は、かにみそと一緒にいただく。いざ。

!!うん!たまらない。かにみそは弁当なので純粋なかにみそとはいかないのは当然だが、いろんな調味料や添加物が含まれているが、かにみその風味と旨味がキープされている。というか閉じ込められたという感じで、色は独特だが見た目と違い、かにみそをしっかり味わえると共に人工的な風味が一切ない。かにとみそは一緒にいただくがベター

さてでは、かに棒に敬礼!

少しかにみそがついた酢飯といただく。

!!さすが!本当のかに様。カニカマとは訳が手がう。酢も控えめでかにの風味がしっかりする。贅沢な気持ちにさせる。

しかし、どちらかといえば、バラ身の方が自分は好みだ。というのも酢飯と一緒にいただくとそしゃくした時に酢飯とのハーモニーが口の中で生み出す。

そして箸休めのだし巻き卵。薄くカットされている。こちらも甘さ控えめ。ごく普通な感じ。

さらに、もう一口。棒でかにみそといただく。

!!うんやっぱりかにみそといただくのが正解

そして念願の全部乗せ!

美味しんぼの京極さんなら「なんちゅうもんを食わせてくれたんや」と言ってくれそうなシュチュエーション?

それはさておき、いざいただく。

!!!はい、大正解。旨いに決まってる。バラ身とかにみそと酢飯が口の間かで混ざり合い、さらに最後にかに棒がとりを務め、そしゃくするときのカニ三昧の満足感がたまらない。


やはり肝になるのが酢飯。これが旨くないと弁当自体を台無しにしてしまい兼ねない。それでは少しかにみそが付いているが酢飯オンリーでいただく。

!!うん。旨い。甘くなく酸っぱくもなく、さっぱりしていて、酢自体が旨いのと、酢とご飯の配合が絶妙で酢飯だけでもいただける。旨い駅弁寿司の鉄則なのかもしれない。

あっという間に完食してしまう。悲しき別れが訪れた。

まとめ

やっぱり駅弁は風情があって独特の味付けというか、普通に店に入っていただく海鮮料理と比べ一線を画している。今回の紅ずわいがにの弁当も、賞味期限を伸ばすために色々と工夫しているが、それでも味のパフーマンスを最大限に引き出すことを怠らない努力には感服する。普段海鮮をいただこうと思うと特定の場所に限定されるが、しかしこの品質の海鮮弁当を賞味期限内なら場所を選ばずに海鮮を堪能できるのは嬉しい。もし鉄道に乗って日本海を眺めながらこれをいただいているところを想像したら申し分のないシチュエーションになり、食した時の記憶も残ると思う。自分もこの弁当をいただのを機に、鉄道に乗ってこういった駅弁を食べながら旅をしたくなる今日この頃だ。

海鮮をこよなく愛する庶民
kei-chan

197X 年生まれ 和歌山の海に囲まれた環境で生まれ育ち、子供の頃は親が釣ってきた新鮮な魚をいただくうちに、日常の食卓に魚介類が欠かせないと思えるようになった。釣りは苦手だが、海の幸を食することに喜びと生きがいを感じる。共感してくれる誰かがいてくれたら応援してほしい。

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