スーパーで一瞬目に付いた時はイカと思い気に留めなかったが、しかし、何かが違うと改めて確認してみると、な、何と魚であることに気づく。表記を見てみると鹿児島産のうちわはぎ。はぎ系の刺身は今まで食したことがあるが、こんなに白い魚の刺身は見たことがない! まばゆいばかりの輝きで興味津々で即購入。一体どんな味か食感かをレビューしてみたくなった。
見た目をチェック
一切れ持ち上げて観察してみるが、確かに白い、かつて一世を風靡した美白の女王こと鈴木その子のような魚界の存在。大根のつまより白いんではないか?
少し角度を変えるとパールのような輝きを放っている。
いつも使う醤油皿の白い部分に置いてみるとステルスな感じ。
おーい。どこに隠れてるんだ。
老眼や色盲の方には申し訳ない。
色々な調味料でトライ
1・醤油
まずは普通にいただく。
純白の君が染められていく。ダークサイドに誘われる。うちわはぎ。
わさびをつけていただく。ちょいワル化したうちわはぎ。
さて、お味は?
・!
あっさりした味。灰汁も癖もない!食感もしっかりしているが、程よい感じ。はぎ系の味と食感。個性が薄いので何にでも合わせてくれそう。
2・焼き塩
まずはワサビを添える。
少し香ばしいか煽りがする焼き塩をふりかけるが、白いのでかけ過ぎに注意!
では、いただく。
・!
これもイメージ通り。普通に旨い。個人的にはわさびはあったほうが良い。
3・マヨネーズ&大葉
もう何にでも合いそうなので邪道の定番マヨネーズが登場。
付属の大葉で巻いていただく。
いざいただく。
・!
大葉がいいアクセントになってマヨネーズを引き立てる。少しだけ塩味を追加してもいいかも。塩か醤油を少しだけ付けるとちょうど良い。これも違和感なくいただける。
4・姜葱醤(ジャンツォンジャン)
業務スーパー人気な超魅了(調味料)
万能調味料 × 万能お刺身のお味は?
!?
うん、最初口に入れた時はいい感じだが、姜葱醤が少し強いかな。しかし、悪くはない。これも普通にいただける。
5・練り梅
最後はこれで決める。
赤く染めてあげる。これは、ちょっと危険な香りがする。
では、うめーのを期待していただく。
?!
なるほど、一瞬酸っぱいと思ったが、そしゃくすると程よい酸味と梅の風味がうちわはぎと良い塩梅(あんばい)になる。(梅だけあって若干シャレを効かせているつもり)
食べ比べ 結果発表!
⭐️ みんな引き分 大差なし
個人的感想
今回のうちわはぎは まさに万能。塩味のある調味料なら何でも受け売れてくれる刺身だと感じた。万能調味料はあるがその逆は珍しい。まるで、純白のウエディングドレスの意味合いである「あなた色に染めてください」と思いを持つ花嫁のように感じた。見た目はエンガワに似ているが、味や食感は全く異なる。脂と旨味が少ない分オールマイティーに活躍してくれそうなので、再び購入したなら新たなレシピに挑戦してみたい。