市販のイカの塩辛!ワタ無しVSワタ有り!旨いのはどちら?

食べ比べ対決!

以前から個人的にとても気にっているイカの塩辛があるので紹介したくなった。どこでも手に入るかどうかは分からないが、自分は地元のスーパーでいつも置いているので、時々購入する。ワタつまりイカの内臓が入っていないもので 和光 イカの塩辛というものだ。

ワタ無しのイカの塩辛

巾着のパッケージなので、小さいながらも190グラム入り。価格も税込322円とコスパも良い。

賞味期限もワタ入りの塩辛と変わらない

縛られてくぼんでいるところを指で押さえるとメーカー名が出てきた。この恥ずかしがり屋さん。

瓶でないのでタッパーに入れる。

袋だと結構な量がある。素敵なボリューム。

中身がどんなものか いつものように原材料をまじまじと観察する。そのままだと見にくいので、黒色のしゃもじをあてる。

ふむふむ、イカはペルー産。確かにワタが入っていないのも表記から分かる。

ワタ有りのイカの塩辛

続いてワタ無しのイカの塩辛。これも大手スーパーで置いていたのでおそらく全国どこでも手にはいると思う。

北食 と言う北海道函館で製造されたもので、日本の海鮮ブランド北海道からやってきている。

これも安かった。確か税別で98円だったと思う。1回で食べきりするのにちょうど良いサイズ

55グラムなので和光の塩辛より少し割高になるが、この価格なので抵抗なく買える。

こちらも裏の表記を拝見させてもらう。

あら!こちらもペルー産。北海道でないのが残念

確かに ワタ(肝臓)が入っている

比較してみる

左が和光のワタ無し塩辛 右が北食ワタ有り塩辛。違いは歴然。

一般的にはワタ有りがスタンダードだと思うが、左のワタ無しは生のイカの刺身のような色合い。

食べ比べる

そのままいただく

まずはワタ有りからいただく。

・・

うん。全くもって普通。この手のイカの塩辛を食したことのある人なら想像がつくと思う。強いワタの風味が最初に口に飛び込んでくる。そして塩辛独特のイカの歯ごたえを感じる。少し中には固い個体もある。

お次はワタ無しをいただく。

結構大きくカットされている。しっかりした固さと太さを感じる。

いざ いただいてみる。

・・

!! いや、いけるね。生のイカを自家製の塩ダレに漬け込んだクリアーな味と風味。食感はイカの刺身より柔らかく仕上がっている。

後味はイカよりも少し調味料の風味が残るかな。しかし、旨い。箸が止まらない。血圧が高い方は要注意です。

白飯と一緒に

では塩辛のお供はこれに限る。

白飯!でいただく。まずはワタ有りからいただく。

・・

!やはりこれ。そのままいただくより、白飯と一緒がベスト。ワタのタレの複雑な旨味がいい仕事をしている。

お次はワタ無しのイカの塩辛。

同じくご飯でいただく。

・・

!!! 合いすぎる!愛過ぎる!旨い。個人的には断然こちらが好み。

イカの刺身に近い感じで、醤油も何もいらない。1袋すべてこれでいける。丼に白飯を山盛りにしても一瞬で片付けられる。

お茶請けで

最後は小ネギを散らして ほうじ茶をかけていただく。(あまりたくさん注がない。)

やはり塩分の過剰摂取を機にするならこの食し方が良い。ほうじ茶で塩分を薄めるのと同じく罪悪感が薄れる。 (しかし、悲しいかな実際塩辛を同じ量いいただいたら何も変わらない。)

ではワタ有りを先にいただく。ほうじ茶にワタ汁が混ざり独特のスープになる。

いただくとする。

・・

!イカのワタがほうじ茶流されてマイルドな塩味になっている。

そして、このスープが深みのある旨味を醸し出している。ご飯とイカとワタスープの三位一体となったお茶請けを口の中に流し込めば、飲んだ後の締めに最適な一杯と思える。


最後にワタ無しのお茶請けをいただくとする。

果たしてお味は?

・・

・・

あら、これは塩味がほうじ茶に流されてほとんどイカの塩辛の味が無くなっている。ほうじ茶には塩味は移っているが、ワタのような旨味がないのでただの塩味の薄い茶漬けとしか感じられない。これはダメだなぁ。

どちらが旨いか 結果発表!

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個人的感想

個人的にはワタ無しのイカの塩辛が旨いと思えたのは、イカそのものの味や旨味がストレートに感じられるから。刺身のような新鮮さが閉じ込められていて、醤油を付ける手間も省けて、何もつけずにそのままいただいたり、白飯と一緒にいただくともう箸が止まらない。しかし人によってはワタ有りが好みというタイプの方もいるだろう。ただ、ワタ無しを食したことがない人は一度は購入して欲しいと思う。今回はあくまでも市販されているものの紹介なので、自家製の作りたてのものなどをいただくとまた違う結果になるかもしれない。さて、他にも色んな塩辛が出回っているのでまた旨そうなものがあれば紹介したい。

海鮮をこよなく愛する庶民
kei-chan

197X 年生まれ 和歌山の海に囲まれた環境で生まれ育ち、子供の頃は親が釣ってきた新鮮な魚をいただくうちに、日常の食卓に魚介類が欠かせないと思えるようになった。釣りは苦手だが、海の幸を食することに喜びと生きがいを感じる。共感してくれる誰かがいてくれたら応援してほしい。

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