富山県産の白エビ!刺身用の殻付き そのまま食べるはNG!ベストな食べ方は?

実食検証!

富山と言えば、海鮮好きな自分には、まず白エビが頭に飛び込んでくるほど名産品。富山湾の宝石と言われているらしいので、いつか富山に行ってたらふくいただきたいと思っていたが、なんと地元の海鮮市場に置いてあった!さっすが関西でも有名な市場だけあるな。わざわざ遠方から招いてくださった 白エビ 富山県産 刺身用 を今回は購入したのだが、地元では置いてあるのが珍しく、白エビの刺身は通常は足がはやいのに冷蔵だったのでレビューしてみた。

量は結構多い。測ってみたら容器を除いても200グラムほどあると思えるのでコスパは非常に良いのではないだろうか。

刺身でいただく

容器から小皿に移す。雰囲気作りが大切。

少し小ぶりでやはり白エビというだけあって色は白い。釣りの餌で使うオキアミよりサイズも一回り大きい。

さーてそのままいただくか!

富山湾の宝石がお口に入りまーす。

・・

!?・何もつけずにいただいても十分塩味がある。

・・しかしそのままいただくとやはり殻が口に残る。身は旨いが、やはり殻が気になる。

市場の人が言っていたが、ヒゲをとって食べた方が良いと提案してくれたが、その通りだと思う。

殻を取る

箸では難しいので、手でつまんで引っ張って頭部を取る。

いただいてみる。

・・

・・確かにヒゲがなくなると食べやすくなる。しかし、やはり殻が全てない方が良い。

全て殻を剥いてみる。

頭と尾を引っ張ると真ん中の胴体が残るが、サイズが大幅にダウン

全ての殻を取り身の部分だけいただく。

・・ち、小さすぎる。1センチ程のサイズになる。

では、いただきます。

・・

!!旨い。エビの独特の臭みが全くない。甘さと上品なエビの旨み。さすが有名なのがわかる。

だが、一つ一つ全てにこれをすることはめんどくさいので諦めるしかない。

とりあえず別の作戦を考える。

醤油を付ける

これで殻の食感が変わるかな?

ブラックタイガーと化した白エビをいただく。

・・

・!醤油はやはりエビに合う。・・しかし。やはり殻はかなりそしゃくしないとダメだなぁ。

マヨネーズを付ける

エビと言えばマヨではないか!これならどうだ?

・・

?・・あれ、エビの味がしない。エビの身の部分が少ないので、マヨネーズの味と殻だけが口に残る感じだ。

この200グラムを全て殻付きの刺身ではいただく気になれない。

ネットで調べると色々出てくるが、面倒な調理はしたくない。

軽く茹でる

やっちゃえ日産!(CMでおなじみ)ではなくやっちゃえ白エビ。沸騰したお湯に半分近く放り込む。

限界突破を願う。

20−30秒ほど茹でたらザルにあげる。

さらにホワイティに変色。色っぽさがさらにアップ。

そのままいただく。

・・

!おっ、少し殻が柔らかくなった。しかし、イメージしてたよりまだ殻が固い。まだかなりそしゃくしないとダメだ。

炒める

ごま油で茹でたものを5分ほど炒めた。

香ばしい香りが食欲をそそる。

皿に移して塩を少量まぶす。いいね!

では、茹でた後にさらに油で炒められた白エビちゃん、Wでいただきます。

A+B=えび(くだらない)

・・

!お、さらに柔らかくなってエビの殻の風味が引き立っている。しかし、ごま油は若干エビと合わない風味が少し後味に残るな。オリーブオイルの方が良かったと思う。

それと、茹でたせいなのかもしれないが、カリッとした感じがもうひとつで、殻がまだ正直固く感じる。この皿にのせた分以外は食す気にならない。

もう最後の手段はこれしかない。

揚げる

結構な量だったので残った白エビは半分ほどあった。次の日にいただいた。

生のまま小麦粉をまぶし少し混ぜて、適温のサラダ油で揚げる。塩はいらない。

刺身用で売っていたのに悲しい結末とも言えるが、美味しく食せることの方を優先する。食材をいかにベストな状態に持って行くか、それが海鮮魂。

では緊張の瞬間!

生でいただきたかったが、ナマステ。(生捨て)

いただきー

・・

!!はい。旨すぎ!最初から全てこれにしとけば良かった。殻がむしろ香ばしいし、サクッとした食感!殻万歳!他のエビではこんな食しやすい食感と風味は味わえない。このサイズ感もたまらない。

箸が止まらない。

2、3個つまんで口の中に放り込むと、「やめられない止まらない〇っ〇えびせん」のようにあっという間に完食。

まとめ

今回は初めての白エビで刺身用とあったのが、そもそも長い旅路に至る結果となってしまった。結論は油で揚げる一択。しかし、刺身用と表記されていなかったら自分は購入はしていなかっただろう。もし殻なしで 売っていたら最高だったが、そうすると鮮度が落ちるので冷凍などでしか販売できないだろう。

実際の富山県の店では生でいただけるものは殻が剥がされて刺身や寿司などで食せるのだと思うが、そうするとかなりの労力が店や職人にはかかっているのではないか。これを機にいつか必ず富山県で殻なしの白エビを存分に食す日を思い描く今日この頃だ。

海鮮をこよなく愛する庶民
kei-chan

197X 年生まれ 和歌山の海に囲まれた環境で生まれ育ち、子供の頃は親が釣ってきた新鮮な魚をいただくうちに、日常の食卓に魚介類が欠かせないと思えるようになった。釣りは苦手だが、海の幸を食することに喜びと生きがいを感じる。共感してくれる誰かがいてくれたら応援してほしい。

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