前回の続きだが、北陸の一人旅で自分と家族がいただくためにお土産購入したのだが、大切な教訓を学んだ。最終日に富山県から福井県に移りカニで有名な越前に到着した。リサーチしていた 道の駅 越前 に立ち寄り、休憩も兼ねてそこで車を停めた。
道の駅で販売されていた越前産 紅ズワイガニ
中に入るといきなり どデカい越前ガニに迎えられた。
記念撮影用なのでいただくことはできない。
越前ガニは獲る期間は決められていて、11月から翌年の3月までという期間なので、この時は6月なので販売されていないので残念。
販売コーナーに向かうと紅ズワイガニが 氷の敷き詰められた台に並べられていた 1杯なんと2000円で売ってあった。
しかし、その横にさらに紅ズワイガニの足と胴体の身の部分だけが袋詰めにされて売ってあった。
1袋に紅ズワイガニ2杯分。もちろんボイルされている。
顔を上げ値段を確認するとなんと1袋1000円。2袋では1500円と破格ではないか。
それにしてもやはり 越前産!このブランドの響きは例え紅ズワイガニであっても買わずに帰れない。
とりあえずまだ先があるので1袋だけを購入した。
実際、持ち帰って確認したのがこれ。広げてみれば1袋分でこれだけあるが、足が1本もしくは2本無いアウトレットであった。
しかし、それでも安い。これで1000円。
(※次回はこの紅ズワイガニをどのようにいただくかを記事にする予定)
しかし、この後に日本海最大の海鮮市場に行く予定なので、財布の紐を強く縛った。
だがこれが、後悔する破目になる。
日本海さかな街での紅ズワイガニの購入をあきらめる
道の駅 越前から約1時間ほど車を走らせて到着したのがここ。
日本海 さかな街
期待に胸を膨らせながら店内に突入。
平日でもあり、午後3時半くらいだったのでほとんどお客がいないような感じで、コロナの感染の心配が少ないのは良かった。
さらに中に進んでいくと紅ズワイガニが各テナントに並べられていた。しかし、価格に驚く。
え?高い!店頭に表示されている価格はほとんどのテナントでは、1杯5800円!! 要するに先ほどの 道の駅越前の倍以上する。
「もっと安くするから」と店の皆が言うが、半値に値切っても道の駅越前より高い。テナントの前を横目でそれを見ながら通り過ぎようとするが、そうはさせてくれない。(~_~;) すべての店の人に声をかけられる。客引きというか呼び込みが激しくて、これほどの猛烈なアタックを今まで経験したことがない。(20年ほど前に経験した大阪梅田の夜の繁華街の客引きを上回る。)一人二人ならまだ良しだが、10人近くに呼び止められ、邪険にすることもできずに疲れ果てる。
恐ろしくなり何も買わずに撤退。しかし、来た時に見た入り口にある看板が気になっていたので立ち寄る。
日本海さかな街でご当地ラーメンをいただく
呼び込みの恐怖から逃れ、オアシスにたどり着いたかの心境で席に着く。ご当地ラーメンだと思うが、敦賀真鯛ラーメン をいただくことにした。
真鯛好きな自分には大いに興味と食欲をそそられた。値段も良心的。あっさり系らしい。
注文してからおよそ10分も経たないうちにご対面 (鯛麺)
やはりラーメンはホッとさせてくれる庶民のオアシス。
ヤッホー!いらっしゃーい。旨そう!このレモンの彩りがビジュアルに良い。
まずはスープから。
・!!うおっ! 鯛の出汁が本当に出てる。確かにレモンが必要だ。出汁が濃いのであっさりさっぱりにしてくれる。
では真鯛をいただく。・・
!!えっ?この真鯛 !生?!しゃぶしゃぶ状!半生。これは良い。最高__。ラーメンというジャンルを超えている。ご飯の上に並べたら海鮮丼にできる。
麺も固めで少し独特な風味がする。
スープもほとんど平らげ、最後にレモンを吸って口の中をさっぱりさせた。
ラーメンは基本的にレビューしないが、半生の真鯛はやはり海鮮と言えるので紹介したくなった。機会があればいただいてほしい。
個人的感想と結論
失敗した。道の駅越前で紅ズワイガニを大量に購入していれば良かった⤵︎。一応、クーラーボックスを車に積んできたので、お土産としてここでまとめ買いをするれば良かった。さて、今回の経験から、大きくて有名な日本海さかな街のようなところでは、かなり価格が上乗せされている感じを否めない。庶民の財布を有効活用するなら、ローカルな街はずれのにあるような店で買うのが一番だという教訓を得た。おそらくこれは福井県だけでなく日本中のどこでにもいえることではないだろうか。
道の駅越前でカニを売っていたおばちゃんに聞くと、紅ズワイガニは夏の時期以外は漁期なので、ほぼ年間を通していただけるとのことだ。しかし、せっかく越前に来たのだからカニの中でも一番旨いと言われる 越前ガニをぜひ現地の越前で購入していただいてみたかった。次回もし、福井県に来る時は時期を合わせたい。