キビナゴ 刺身の付属のからし酢味噌より旨いタレは?いざ検証!熊本県産

何付けると旨い?

地元の海鮮市場で夕方ごろ、結構量が多いにもかかわらず閉店前であるので定価500円だがその半額で購入できた。最近はお刺身の盛り合わせなどにもあまり入っていないし、久しぶりにいただきたくなったのがキビナゴの刺身。和歌山では定番なのが からし酢味噌でいただくのが一般的だ。というのも刺身のパックの中に付属していることが多いのでそう感じてしまう。全国的にはどうなのだう?

さて、刺身がたくさん入っているので色々試したくなった。

からし酢味噌でいただく(付属しているもの)

まあ、これは間違えないだろう。何といっても付属しているのだから。といっても個人的にはあまり酢味噌は好みではない。

いかがなものか?早速いただきます。

・・

・・甘いな。からしの味もするが、甘さが強い。個人的にはお酒と一緒にいただくのには向いていないと思う。もしこれと違うからし酢味噌が付属していたらまた違うコメントになったかもしれない。

それと残念ながら、検証には良いのかもしれないが、閉店前でこのキビナゴは鮮度が少し落ちているのか、生臭さが強い。それを抑えるのには一役買っているかもしれないが、しかしこのからし酢味噌でもカバー仕切れてないかなぁ。


ポン酢

これも、よく付ける人が多いのではないか。からし酢味噌が無い時は必ず使っていた。

いただき。

・・

・・!!うん、甘くなくてスッキリしていて、少し生臭さも緩和されている。悪くは無いが、何か物足りない。

七味唐辛子をふりかける

ポン酢との名コンビ。いかがかな?

・・

・!!さらに七味の香りがアクセントになってキビナゴ本来の味を感じることができる。生臭さもさらに緩和。こっちの方が旨い。

マヨネーズ

いつもの定番お気に入り。検証せずにはいられないレギュラー。

果たしてお味は?

・・

?!!なぜだろう?生臭さは一番軽減される。不思議だ。そして、青魚の刺身全般との相性が割と良いので、比較的食べやすい。だがもう少し塩味が欲しい。

マヨネーズで作るタレ

以前、紹介したアジに最高に合うタレ。

マヨネーズ、醤油、すり生姜。

混ぜていただく。

安心感はある。これで決まりかな? 4番バッターの威厳を見せてくれ。

・・

?・・あれ、まあまあ。アジほどはマッチしないが、マヨネーズだけよりさら生臭さは少なくなる。その反面キビナゴ自体のアジや旨味が薄くなる。

ランプフィッシュ キャビア

先回登場した真打登場!

新入りだが注目度は高い。1番打者か。

キビちゃんとの相性は?

・・

・?・・塩味は感じるが・・そしゃくしても平行線。それぞれが別行動。いわばアンマッチ。しかも生臭さは健在。

ねり梅(チューブ)

生臭さをかき消すにはと選んだのがこれ。

いただく前から口の中に少し唾液があふれてくる。

では検証。

・・

!?・・梅の風味が強すぎる!予想通り生臭さはかき消されたが、キビナゴが完全に梅に飲み込まれて僅かな味しかしない。キビナゴの食感だけが残る。刺身には危険な薬味だ。

姜葱醤(ジャンツォンジャン)

業務スーパーの星!万能調味料。

これは ほぼハズレなし。かつてのイチロー選手かな。(あまり野球には詳しくない)

2塁打か3塁打ヒットと言わせるか?

振りかぶっていただき。

・・

!!うん、予想通り!2塁打。この生姜オイルが生臭さをほぼ抑え、キビナゴの風味も感じられる。

ただ、若干 ジャンツォンジャンの旨味が強いので、少しキビナゴの風味が持って行かれてる。

ごま油と塩

ブリの刺身に合うといわれているが、これは一種の賭けだ。

では、奇跡よ起これ!

・・

・・・はい、奇跡は起こりませんでした。⤵︎

ごま油で生臭さが無くなると思いきや、きっちり残っていました。それと塩は淡白でやはり醤油の方がいい。

はっきり言えば、この組み合わせは失敗。

醤油とおろし生姜

疲れてきたので、いたって普通な組み合わせの原点に戻ってきた。

いただきます。

・・

!!あれ!これで良い。長い旅路だったかに思えるほど模索してきたが、シンプルでありながら、醤油の独特の旨味は生臭さを覆ってくれる。生姜はさらに生臭さを消してくれて、キビナゴをキリッとした味わいに引き立ててくれる。マヨネーズ無しで十分。

和風醤油味ドレッシング (ピエトロドレッシング)

最後に長年愛され続けている某メーカーの有名ドレッシング。マヨネーズより抵抗がないかも。

野菜と一緒にマリネ風でいただけば良かったかもしれないが、シンプルにいただくのがモットーの自分。

少し勇気を振り絞ってお口にイン。

・・

・・?・?ドレッシングのオイルが生臭さを軽減してくれる。味自体は和風醤油味なのでそれなりに相性が良いが、ドレッシングなので、甘めの酢が入っているのでそれがどうもこの刺身には合わない。

サーモンのマリネなどには合うのかもしれないが、これは今一つかな。

結果発表

ワーストランキング

◯3位 ランプフィッシュ キャビア

◉2位 からし酢味噌

●1位 ごま油と塩

ベストランキング

☆3位 姜葱醤(ジャンツォンジャン)

★2位 ポン酢に七味唐辛子

⭐️1位 醤油とおろし生姜

個人的な感想と評価

個人的には刺身に甘いものを付けるのはNGなので、人によって評価が違うかもしれないが、お酒の友としていただくのが好きだという人などは同意してくれると思う。酢味噌が好きな人は別として、そもそも、キビナゴの刺身にからし酢味噌が入ってるというのが、ここ和歌山では定着しているのが何故なのか自分にはわからない。何も入れないか、もっと甘くないタレを考案して入れて欲しい

しかし、以前に食べたほとんどの新鮮なキビナゴはポン酢酒だけでいただいいて美味かったのを記憶している。基本は何を付けるかよりもその魚の鮮度の方がはるかに大切だ

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海鮮をこよなく愛する庶民
kei-chan

197X 年生まれ 和歌山の海に囲まれた環境で生まれ育ち、子供の頃は親が釣ってきた新鮮な魚をいただくうちに、日常の食卓に魚介類が欠かせないと思えるようになった。釣りは苦手だが、海の幸を食することに喜びと生きがいを感じる。共感してくれる誰かがいてくれたら応援してほしい。

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