最近、取り上げる記事は北海道産が目白押しだが、やはり秋冬にかけては北海道産の水揚げが本当に多くなってきているからだろう。以前も北海道のボタンエビの記事をあげたが、このエビの実力は素晴らしかった。
今回は北海道産のシャコエビ。精算済みのシールを剥がす時に道が剥がれた。決してヨーロッパの北海ではない。
殻を剥がすの手間がかかる
早速容器から取り出しまな板に並べる。はい整れーつ!点呼、右から番号1、2、3、4。
全たーい、仰向けになれー!
なるほど下半分はヒレのようになっている。
一つずつさばいていく。
店員さんは忙しく詳しい説明はなかったが、ハサミで切って食べるようにと言っていたので、頭を取り、真ん中の背骨のところいキッチンバサミを入れる。
殻を端に寄せて背骨を取り除く。これは簡単。
ここからが問題。身をつかんで剥がしていく。ここでは失敗例を披露する。
本来はサイドの足の部分をハサミで切りおとさないといけない。すると簡単に身が外れるとのこと。
身が足の殻の方にくっついてかなり持っていかれた。良い子は真似しないように。
はい、全員集合!
かなり苦戦した。残念な見た目。量も思ったより少ない。ごめんね。シャコちゃん。
実食開始
そのままいただく
肝心なのは味!北海道が俺を呼んでる。
期待を高めていただく。いざ。
・・
!?・あれ、普通。ボイルしてあるものを買ったので生とは違う食感と風味。少しパサついている。味はエビの味だが、特に特徴を感じるほどでもない。
マヨネーズでいただく
これならどうだ。
・・
・うん、悪くないが、そこまで変化はない。何か物足りないな。
醤油とマヨネーズでいただく
元々、塩味があるので少しだけ醤油を付ける。
いざ。
・・
!いいね。少し醤油をつけると、エビの風味が引き立つ。
殻を鍋の出汁に使う
さて、身は思ったより少なかったが、殻が結構な量になるので、それを活用する。
ストッキング水切りネットに入れた。楽チン。(ただ、健康面での影響があるかもしれないのでオススメはしません。自己責任で。)
ここで登場するのが日清ラ王。鍋でもいただけるように麺がアレンジされている。
1・昆布を少し入れて待ち、2・付属スープを流し込み、殻を投入し沸騰させる。3・麺を放り込む。待つこと4分。
器に移しネギを投下。殻ダシの香りが食欲を倍増させる。
〆にいただき!シャコエビのダシの効いたラーメンのお味は?
旨そう。湯気の香りがたまらん!
いざ。
・・
!!もはや普通のラ王ではない。シャコエビの風味がしっかり麺にまとわりついている。
冬場は特に鍋ラーメンは旨いので、クセになりそうだ。
個人的感想
ボイルで売っているシャコエビは思ったより淡白な味だった。北海道を感じるほどではないかな。それと殻剥きはちゃんとネットで調べてからしたほうがいい。自分みたいになってほしくない。だが、相変わらずエビの殻の出汁は旨い。ボイルされているものでもしっかりと出汁が取れる。逆に生を茹でるよりアク取りしなくてもいいので正解かもしれない。今後も甲殻類で特にエビの殻があるものを見かけた時は必ず鍋を想定して購入したい。