過去に確認せずに加熱処理用の生ガキをそのまま生で食べたことがある。数個いただいて気付いたが、幸い何事も無かったので一安心したのを覚えている。それ以来、パック入りの生ガキはほとんど買わなくなった。生だと聞けば直ぐに飛びついてしまうのが悪い癖だ。今回は良く表記を見てから購入。
宮城県産で8個入りで646円のものだった。爽やかなパッケージと一粒一粒が仕切られていて大きいサイズだったので購入してみた。
開封
まずは表面のビニールを剥がしご対面。区切られた区画にそれどれがびっしりと入っている。チューブ入りより高級感がある。
最初は水に浸った状態なのでザルに入れて水を切る。洗わなくてもそのままでもいただけるとの事。しかし自分は軽く水道水で洗った。
全員整列!番号!1・2・3以下省略。8人の英雄が器に並ぶ。
若干の個体差はあり。一番小さいのが左、一番大きいのが右。
タレを作る
ネットで見つけたタレ
まずはネットで旨そうでタレ簡単なのをチョイス。
- 味噌、レモン汁、オリーブオイルを各大さじ1、砂糖小さじ1をよく混ぜる。
簡単自作ダレ
●生食用牡蠣のタレの作り方 ポン酢大さじ1+姜葱醤<ジャンツォンジャン>小さじ1(または好みの量)を混ぜる
ネット検索上位のタレ VS マイ簡単自作タレ
いてもータレ!
食べ比べる
ネットで見つけたタレで
まずはネットの調合味噌ダレでいただく。しっかりと生カキにまとわり付くのが良い。
いざ!
・・
!あら、まあまあかなぁ。ちょっと自分の配合が悪かったのか、カツオだし入りの味噌のせいか、少し甘いし、味噌とレモン汁もそれほどマッチしているとは個人的には思わない。5点満点なら3くらいかな。
簡単自作タレで
スプーンでゆっくりふりかける。
姜葱醤の生姜の繊維が生ガキの上に乗っかるのが素敵!大根おろしみたい。
では、生(なま)ーモードでいただき!
!!!ウヒョー!旨い!まずベースとしてポン酢と生ガキとの相性が良い。次に生ガキの独特の臭みがこの姜葱醤の生姜の風味で全て消去される。そして生ガキにポン酢生姜の繊維がまとわり付いているので、そしゃくした時に味がしっかり口の中で融合する。またこのオイルも生ガキの旨味と相性がよく、いわば生ガキのアヒージョを実感させてくれるかのよう。ほとんどこのタレでいただいた。
おまけ
キムチ鍋もしていたので軽く茹でる。いわばカキしゃぶ。生食用なので中まで火を通さなくて良い。
いざ、野菜と一緒に!
・・
!!合います!生ガキの食感の時よりプリッとした弾力が増し、キムチの出汁で臭みも無くなり、生とは違う旨さ!これもオススメ。
まとめ
以前に岩ガキで色々調味料を試した時は焼いた方がうまかったので、今回のようなタレは作らなかったが、パックで売っている生食用の牡蠣はポン酢と姜葱醤<ジャンツォンジャン>のタレが正解。とにかく簡単で旨い。ポン酢は確かに牡蠣に会うがこれだけでは物足りなく感じるので、姜葱醤を入れることによって大化けする。もし、生ガキが大丈夫で生姜が苦手でない方は是非これでいただいてほしい。ああ、これから春先まで身に栄養を貯めて旨くなるカキや夏場の岩ガキが待ちどうしい。