イオン系の地元のスーパーで海鮮コーナーに足を運ぶと、短冊でカツオのたたきの刺身が安価な値段で置いてあった。産地は日本で詳しくは表記されていなかったのが残念だったが、解凍と書かれていなかったので即買いした。つまり冷凍されていないので味が落ちていないことになる。一応、解凍の表記は義務付けられているとの事。
その日は疲れていてあまり手のこんだ事はしたくなかったので、とにかく少ない材料でいただきたかった。それで自分オリジナルの工夫や今までテレビや書籍で得た情報を元に作っていく。
●今回のレシピの材料
カツオのタタキ、玉ねぎ、塩、砂糖、姜葱醤、ポン酢
ポイント1:玉ねぎスライスをレンチン
1・玉ねぎ半分をスライサーでスライスする。
まず、カツオのたたきに欠かせないのが、一緒にいただく玉ねぎスライス。今回はカツオのたたき200グラムに対して玉ねぎ半分をスライスした。少し多いくらいで良い。
さて、一般的には玉ねぎの辛みを取るために水に浸す人がいるが、浸しておく時間が必要なのと、その後に脱水するのが手間。(水に浸す時間が短いと辛みが結構残っている場合がある)
ポイント1
2・スライスした玉ねぎを合計1分電子レンジでチンする。
それでこうする。レンチン。
時間は30秒で止めて、出してから底の冷たい部分をかき混ぜてさらに30秒間チンする。そうするとほんのり温かくなっている。
そして、玉ねぎを冷ましている間に調味料を配合する。
3・酢:大さじ1、砂糖:小さじ1、塩:小さじ半分を混ぜる
4・3を玉ねぎスライスに入れてかき混ぜる。(玉ねぎが温かいうちは味が浸透しやすい)
このままでも良いが、次が大事なポイント。
ポイント2:姜葱醤<ジャンツォンジャン>を玉ねぎスライスに入れる
ここで、大好きな定番調味料を使う。毎度の姜葱醤<ジャンツォンジャン>
一般的には直接カツオのたたきの切り身一つ一つに薬味を乗せるが、これなら手間がかからず、カツオの風味を壊さない。
ポイント2
5・大さじ1の姜葱醤を玉ねぎスライスに入れ均等に行き渡るように混ぜる。
ポイント3:カツオの身に塩を直接ふりかけたたく
カツオのタタキの由来はカツオの身に塩などを付けて叩くことからタタキ言うらしい。自分は、基本身を切った時に断面の裏と表に塩をふりかけて指で叩く事が多いが、面倒臭いので、今回は器に盛ったカツオの身の片面だけに塩を適量振り、軽く大さじスプーンで叩いた。
ポイント3
6・カツオのたたきの切り身の断面に軽く塩を振り叩く。
水分が出てくるので、キッチンペーパーで吹いても良い。自分は面倒臭いのでそのまま。
7・ポン酢をさらにかける。
8・調味料を混ぜた玉ねぎスライスをのせて完成!
見た目はシンプル。玉ねぎのボリュームが凄い。
実食してみて
では、いただいてみる。いざ!
・・
!!!
玉ねぎスライス旨っ!辛みが全くない!姜葱醤との相性も抜群!しんなり柔らかく、調味料の味がよくしみてカツオにしっかりまとわり付く。それとカツオのたたきもやっぱり解凍物ではないので、しっかりカツオの旨味があり臭みが無い!コスパ抜群。
ポン酢の染みた玉ねぎスライスと一緒にいただく。いざ!
!!!旨い!玉ねぎスライスの方かカツオのたたきの方がどちらが主役か分からなくなる。
カツオのタタキの風味が染みた玉ねぎスライスだけでいける。オニオンサラダじゃ!
結びの一言
自分はカツオのたたきをいただくときは、必ず玉ねぎスライスと一緒にいただく。当たり前だが、カツオの刺身はそのままいただくが、カツオのたたきは炙られた表面の香ばしさと独特のカツオのクセがどうしても玉ねぎスライスを呼び求める。他の炙りの刺身でもこれほど玉ねぎスライスが合うものは無い。以前に本場四国の高知で明神水産のカツオのタタキをレモン汁などでいただいた時は本当にうまかったが、それでもやはり、数切れ食べてから今回の食べ方で残りはいただきたいくらいだ。もし、苦手なものがなければ今回の3つのポイントを試して欲しい。