ボイル花咲がに!上手なむき方と食べ方は?蟹味噌が最高!北海道産

実食検証!

行きつけの地元海鮮市場に足を運ぶと、超コスパなお客が北海道からご来賓ではないか!その名も花咲がに!そこまで大きくないが、なんと税込800円!ボイルされていて、おそらく冷凍された形跡はない。残り最後の一杯だ。もう迷わずにゲット。

小ぶりだが激安で購入

白浜町のとれとれ市場というところで購入したが、重さを測ると357グラム。通常は1キロ6000円から8000円というから本来なら2000円ほどしてもおかしくはない。

直径30センチくらいの器にのせるとこんな感じ。やはり器は大事。映えるね。

うつ伏せになってもらうとこんな感じ。「いやーん」という声が聞こえてきそうだが許してくれ。イメージより裏はトゲで覆われているかな。

殻をむいていく

子供の頃から渡りガニなどはよくいただいたので、基本は同じ。頭の甲羅の部分の殻を外す。そしてふんどしを外す。

甲羅の部分

あれ?えっ、カニミソがない!スッカスカ。ミソが!ミソこなったど!

ふんどしの部分

逆にふんどし部分にカニミソらしき物が満載されている!そこまで水ぽく無く、レバーペーストのよう。

とりあえず、各部位に解体してみた。胴体は手で半分に割ることが出来た。

胴体の部分

これはカニスプーンなどでほじった。最終的には手で割いて摘みだした。まあ殻がそんなに硬くないので苦にはならなかった。

とりあえず胴体の半分の身を取り出した。

脚の部分

胴体の付け根の関節の部分にもわずかに身が詰まっているので、ほじくるのを忘れない。

そして、キッチンバサミを入れる。特にカニ用のハサミでなくても大丈夫。ポイントは裏は殻が柔らかいのでそこからハサミを入れる

カニスプーンのトガった側でほじる。

手の部分

これも裏側の殻の柔らかい部分にハサミを入れる

腕の部分からは大きな身をゲット。

ハサミの先の部分まで身が詰まってました。いえーい!

実食する

作業終了。あとはご褒美をいただくのみ!小ぶりなカニ全部身を殻から出していただく。こっちの方が食べるのに集中できるのでオススメ!量もそこそこある。ふんどしのまわりの膜のような皮を剥がした。カニミソがまぶしい。

カニミソのお味は

もう、我慢の限界に達していたので、いきなりだが、ふんどしに襲いかかる!

果たしてカニミソなのか?大丈夫なのか?クソミソではないことを願う。当たって砕けろ!いざ!

・・

・!!!!大当たり!これはたまらん旨さ!カニミソだ。水分が少なくネットリしたペースト状のカニミソ。濃厚でありながらエグ味や臭みなど皆無。今までいただいたカニの中でもトップクラスの旨さ。それと一箇所にまとまってあるので食べやすい。カニのサイズの割には結構量もある。このカニスプーンで四、五杯いただけそうだ。

落ち着いた地点でカニ身の方をいただく。赤身の部分から。いざ!

・・

!!!身に密度がある。噛むとそれが分かる。冷凍されていないからなのかスカスカ感や水っぽさが一切ない。味も旨い!他のカニと少し違う花咲がにの旨味がしっかりある。

白身の部分もいただく。

・・

!!!同じく変らない旨さ。何もつけなくて良い。ちょうどいい塩味。

最高のいただき方

しかし、それを超えるいただき方がある。

ジャーン!!ふんどしのミソと身をブレンドする。最高の贅沢。庶民の夢が800円で実現する。

そしてお口へ。獣のように貪る!いざ!

・・

!!!カニ祭り!これぞカーニバル!まずい訳が無い。相性は抜群、最高のパートナー。

花咲がにに感謝の気持ちを込めて骨の髄までいただかせてもらいました。

まとめ

今回はいい買い物をさせてもらった。小ぶりだが、とにかく北海道産のカニを安価にいただけたので大満足だった。販売している店に儲けがあるのか心配になる。やはり魚介類は冷凍されていないものは旨い。カニも例外ではないことに気付かされた。それと今回のカニは殻むきは思ったよりは楽だった。トゲトゲもあったが、手袋なしで大丈夫だったし、殻も比較的柔らかくハサミが通りやすかった。初めていただいたのでなんとも言えないが、小ぶりな方が殻が柔らかいのかもしれない。サイズに対して身の量も心なし多かったと思う。地元では滅多にお目にかかれない代物なので、タイミングが合わないと買えないのが残念だが、頻繁に足を運ぶとまた出会えるだろう。


海鮮をこよなく愛する庶民
kei-chan

197X 年生まれ 和歌山の海に囲まれた環境で生まれ育ち、子供の頃は親が釣ってきた新鮮な魚をいただくうちに、日常の食卓に魚介類が欠かせないと思えるようになった。釣りは苦手だが、海の幸を食することに喜びと生きがいを感じる。共感してくれる誰かがいてくれたら応援してほしい。

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