海ぶどう!何つける?酢飯との相性は?沖縄県産

何付けると旨い?

いつものように、地元の海鮮市場に旨そうな物は無いか物色しに行ってみたが、目ぼしい魚も無く帰ろうとしすると、鮮魚コーナーの片隅に何やら発泡スチロールの小箱に入ったものがいくつか置かれていた。手にとってみると海ぶどう とある。名前は聞いたことがあるが、買う気にさせたのは、沖縄県産ということだ。なぜなら沖縄の鮮魚など今まで食べた記憶がないからだ。まあ、今回は、鮮魚ではないので申し訳ないが、興味深い海藻なので紹介したい。

パッケージを開封するまで

グリーンキャビア ときている。魚卵な感じなのかな。それなのに価格は税込800円

箱の厚みはこれくらい。賞味期限も5日間と以外と短い。

裏の表記には海ぶどうの本名が記れている。クビレツタというらしい。芸能人みたい。

食べ方はドレッシングを付けることが推奨されている。しかも上からかけるのはNG

そしてオープン!箱の厚みの分モサモサと入っている。確かにキャビア的なサイズ感の粒がどっさり。

説明どうりざるで洗い水を切る。

食べ比べる

何もつけず

まずはグリーンキャビアの実力をストレートに感じたい。一粒一粒がツユのような輝き。

では初めての海ぶどう。いざ!

!!いいね。こんな海藻いただいたことない!まず、やはりこの食感がたまらない。確かに魚卵だ。そしゃくすると口の中で心地よくはじける感じがまさにそれ。そして粒の中には塩味があってこのままでいただいてもGOOD。

ポン酢

もうこれは定番。ドレッシングではないが、誰もがまず通過する登竜門。原則は上からかけないという事。

いざ!

・・

!!!はい、合う。これでいいと思う。海ぶどうの風味をそのまま残してながら、そしゃくしてもポン酢の味と反発しない。フレンドリーな味わい。

青じそドレッシング

これもノンオイルなのでポン酢に近いのではないかなぁ?ではいただき!

・・

!あれ?イメージしてたのと違う。青じその風味が強いので海ぶどうの味がかき消されてしまう。これではカップルが成立しない。第一印象は良かったのだが、いざ付き合うとごめんなさいという感じ。

ごまドレッシング

ドレッシングを付ける事を推奨していたのだから、こういったスタンダードなタイプがいいのかもしれない。

では開けごま。いざ!

・・

!!うんこれはありかな。海藻にも合うので比較的違和感はない。しかし、海ぶどうの風味が少し損してる感じ。はるばる沖縄から来てくれたんだからチョット気を使ってあげたい。

ポッカレモン

逆にこういうのいいんじゃないかなぁ。レモン汁はアッサリサッパリで沖縄の暑さを涼しげにしてくれそうな予感。では、いざ!

・・

!うん、予感は外れ。この手の酸っぱさは合わない。そしてこのレモン汁の甘みを少し不快に感じる。海ぶどうの塩味とケンカするな。

醤油とわさび

そして、これは当然の宿命。刺身のようにいただく。海藻類なら結構普通にこのパターンあると思うけど。

いざ海鮮魂!

・・!あらら、これは今ひとつ。わさびは悪くないが、海ぶどうに塩味があるので醤油を付けると辛くなる。

カンタン酢

ちょっと甘みのあるこの酢ならどうかな。ポン酢といい勝負するのではないか?いざ!

・・

・?あれ、何も感じ取れない。ただ酢を付けた海藻が・・そしゃくすると粒が弾けて海ぶどうである事を思い出す。酢ルーしても良かった。(失礼)

オリーブオイル

今度はオイル系ではどうか?塩味も甘みも癖も特にないのをブツけてみる。さーていかがなものか。オイルでさらに輝きが増す。いざ!

・・

・!うーん。これも特になんてことはない。特に海ぶどうの風味を引き立てるわけも無く。オイルの恩恵を感じる事はない。

ごま油

ラストを飾るのはこのもの。オイル系で閉める。ごまドレッシングはそこそこいけたので若干の期待度はある。では、ファイナルアンサー!いざ!

・・

!・・とほほ。ごまの風味が強すぎて海ぶどうの風味がまるごと持って行かれた。かろうじて粒の食感だけが口に寂しく残る。

   !結果発表!
☆3位 何もつけず
 ★2位 ごまドレッシング
  ⭐️1位 ポン酢

酢飯といただく

久しぶりにネタチェンジ!無論ポン酢で決める!

いざ、海ぶどうの握り!いただき!

・・

!!!いけるね。グリーンキャビアの寿司!ポン酢が合う。酢飯とも相性が良い。そしゃくした時の口の中で粒が弾ける食感は裏切らない。

まとめ

ただの海藻なら紹介しなかったが、この和歌山に沖縄のからの来訪者ときたら海ぶどうでなくてもぜひいただいたみたいと思った。今回は思ったより答えは単純だった。ポン酢で答えは完結した、まあネットならシークヮーサーのたれが付いたものが売っているので試しに買ってみても良い。しかしやはりキャビアを名乗るだけの事はあり、独特の食感はまさに魚卵。海藻類でこれはありえないリアルな食べごたえ。サイズ的にはとびこやキャビアの粒くらいの大きさなので食べやすい。もちろん本物の魚卵のような旨味はないが量が多いのは嬉しい。そして酢飯と一緒にいただけば仮想魚卵寿司の出来上がり。ぜひ試してほしい。

海鮮をこよなく愛する庶民
kei-chan

197X 年生まれ 和歌山の海に囲まれた環境で生まれ育ち、子供の頃は親が釣ってきた新鮮な魚をいただくうちに、日常の食卓に魚介類が欠かせないと思えるようになった。釣りは苦手だが、海の幸を食することに喜びと生きがいを感じる。共感してくれる誰かがいてくれたら応援してほしい。

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