いつもの海鮮市場で珍しく普段置いていない貝の握りがあったので、買ってしまった。しかし価格は4貫で700円と庶民にとっては財布に少々キツイ。せめて5貫にして欲しかった。その名はイシガキ貝と書産地は石垣島なのかと期待を膨らませ家に持ち帰る。
さて、家に到着して気づく。産地を確認してなかったのでよく見てみると、表記ラベルの片隅に小さい字で韓国産と書かれているではないか(◞‸◟) 石垣島さようなら。実際この貝は三陸が主な産地で石垣島は関係ないらしい。
見た目は
握りなので、どんな貝なのか見てみたくて一旦取り外してみた。韓国ドラマに登場する二人の仲を引き裂く悪いヤカラ。なんか色素を失った白いとり貝みたい。
次は仰向けになってもらう。レントゲンの撮影をする患者のように優しくエスコートする。特に異常なし。
何つけると旨いか
醤油とわさびで
まずはノーマルないただきかたで。いざ。
・・
!!!うまっ!とり貝のような食感だが歯ごたえがもっとマイルド。そしゃくしやすい。お年寄りの方でもいただきやすいと思う。味はとり貝よりも深みがある旨味と少し上品な風味。国産ではないのに価格が高いのもうなずける。
レモン汁で【AI考案】
最近ではもうAIにお伺いをたてる。自分であれこれやる手間が省けるのが嬉しい。教えてくれたのがこれ。レモン汁。
毎回生のレモンを絞るのは面倒くさいし、よく腐らせてしまうので、いつも冷蔵庫にポッカレモンを常駐させている。果たして今回も信用できるのか?今まではネット検索してある程度情報が入る分安心できたが、AIはいきなり回答をくれるので不安に襲われる。
果たして吉と出るか凶と出るか?いざ出陣じゃ!
・・
!!!正解!吉でした。サッパリしていて、石垣貝との相性も良い。そしゃくしたときに酸味が身に絡んでも違和感なくいただける。とり貝だったらこうはならないだろう。やるねAI。
マヨネーズで
これはいつも試さなければ気が済まない調味料。AIは関与していない自分の性。
マヨわずに「SAY YES」101回目までチャレンジ。
いざ!
・・
・・あかんね。マヨ敗北。相性が悪い。味が身に乗ってこない。交わることのない2つ。貝には基本マヨは合わないね。
感想
韓国産ということで、やらかしたかなと思ったが全く問題ない。時々韓国の魚市場などがテレビなどで紹介されているが魚介のクオリティーは高いように思える。味の方はおそらく天然物だと思うが、特にクセがなくとり貝よりも食感や旨味が一枚上手だ。特に寿司にすると相性抜群のネタだと思う。時々回転寿司店で出ることもあるようだが、貝が好きな人は必ずいただいて欲しい。