どうしても２０２３年９月にグランドオープンした道の駅に行きたくなった！そうそれは道の駅でありながら、海鮮を存分に堪能できるという情報を聞きつけたからだ！嬉しいことに同じ和歌山県内で比較的短時間で行ける距離なので、ドライブも兼ねて行ってみた。果たして噂は本当なのか調査してきた。
道の駅の中に鮮魚店がある
新しく気持ちの良いモダンな造りな建物だ。中に入ると沢山のお客で賑わっていた。広々としたフロアーの正面から直ぐに目に飛び込んできたのが鮮魚店だ。魚盛水産と書かれている。
まさに鮮魚店が道の駅の中にある！マジですか！魚丸ごと一本売ってある。
水槽があって魚が泳いでいた。これは水槽の上の生簀の伊勢海老。
鮮魚店直営の食堂がある
ここでメニューを頼んで、席に持って行っていただくフードコートのような感じ。広々としたテーブル席があり１00人以上座れそうな環境。
旨そうな海鮮のメニューがある。少し値は張るがボリューミーな定食がコスパ良し！
午後1時30分、提供カウンター前のメニューを見るとガーン！定食玉砕。人気が凄いな！
鮮魚店と産直コーナーも充実
注文して食べれなくても、鮮魚店の刺身や寿司のパックがズラリ。
産直コーナーもあり仕入れた地元の炙り寿司などもある。
そして和歌山県のこの地域とくれば醤油！醤油発祥の地のパフォーマンス。品揃えがすごい。和歌山県の南部地域では見ない銘柄の醤油がここでもズラリ。
激安の買った刺身を自宅で検証
いつもながらクーラーボックスを持参しているので、ここの鮮魚店で買った刺身を持ち帰っていただく。それがこれ。カツオの刺身の短冊。無骨な感じで容器に入れラップされている。
地元和歌山県産の新鮮な魚。結構デカイのに580円とこの価格。
量ってみるとなんと５１６グラム。容器を差し引いたら５００グラム。安う っ！１００グラム当たり110円ちょっと！
これはブロックだな。どういう風に切ろうか？
ひっくり返すと、あれ？皮が付いてる。めんどくさいな。
素人なので魚屋さんに叱られる切り方だと思うが、やはり皮に身がかなり持っていかれる。とほほ(◞‸◟)
何とか素人の気合いで分離成功。
とりあえず、腹の部分がいびつな形なので切り落としてからカットした。量が多いのでとりあえず半分いただく。
一切れがデカイ！箸で持ち上げると垂れてくる。
実食する
実は皮は捨てずにいただける。皮はフライパンで皮目を軽く焼いて塩を振って一口サイズにカットした。刻みネギを乗せ、そしてポン酢をかけていただく。
味見も特にしていないが、いかがなものかと？カツオの皮だけをいただくのは初めて。ではいざ！
・・
！！！うまっ！臭みがない！香ばしい皮目の風味と身の脂が旨い。皮の弾力も良い。塩を振って正解。ポン酢の風味と酸味でさっぱりしてネギのアクセントがたまらない。カツオの皮最高！カツオの皮万歳！
そしてメインディシュをいただく。デカすぎて折り畳んで口の中にイン！
・・
！！！！ウホッ！イメージの味とはまるで違う！価格という先入観があったので、大味かと思いきやこれはスーパーの魚のレベルではない。やはり鮮魚店の魚。とにかく新鮮！カツオ独特の臭みがまるでない。そして、程良い脂と身の弾力。皮が旨いのも新鮮だからだと思う。時期的に戻りガツオではないだろうか。最近までずっと口にしていた初ガツオではなく、今年初の戻りガツオなので感動したのかもしれない。この価格でこのクオリティはモンスター級。地元に住んでいたら毎日通いたくなる。
結びの所感
日本全国色んな道の駅があるわけだが、これほど刺身や寿司などが堪能できる道の駅が和歌山県の北部にできたのは驚いた。以前に和歌山県南部の勝浦に行った記事を書いたが、漁港が近いと確かに売ってる魚の鮮度が抜群なのが分かった。この道の駅もやはり近くの漁港で水揚げされたものが置いてあるに違いない。食堂のメニューのものはいただかなかったが、購入したカツオは同じ鮮魚店のものなのでおそらくこのクオリティーの海鮮をいただけると思う。そもそもこう行った海鮮がいただけたり買って持って帰れる道の駅が他にあるのだろうか？北海道辺りならあるかもしれないが、もし和歌山県に来る機会があり、海鮮好きなら必ず寄ってほしい。
