八戸駅の名物駅弁!【八戸小唄寿司】県知事賞受賞の味はいかほどか?

海鮮駅弁空弁シリーズ

先日は地元のスーパーで駅弁フェアが開催されていたので、久しぶりにゲットした。はるばる本州北のの最果て青森からやってきてくれたのだから丁重にお迎えしたい。八戸前沖産の新鮮なサバを使ったシメサバと、シメ紅鮭の押し寿司で八戸小唄寿司 税込み1200円くらい。

パッケージと中身を拝見する

パッケージ裏の説明を見るとテンションが上がる。

パッケージを開封する。以前にいただいた富山名物【ますのすし】と絵柄は違うが同じ外箱と思う。世間は狭いな。

中身は思ったよりも小ぶりだった。長辺が20センチ弱かな。発泡スチロールのような容器だった。

ヘラ(ばち)がいい駅弁の雰囲気を演出している。

オープン!

おっと!ビニールでしっかり包まれている。直ぐに実態を表さないのが、気持ちを高揚させる。

少しずつめくりめくりで醤油と刻み生姜が姿を表す。(興奮を誘う)

ジャーン!サイドに引き立て役のごとくサバ、センターの紅子ちゃんが映える。

早速メスを入れる。少しサバを切断するのに力が必要かな。酢飯に食い込んでしまう。

紅ジャケも同様に力とコツがいる。

実食

一旦小皿に移して観察する。日本酒が合いそう。

では、まず何も付けずにそのままいただく。いざ、サバの方いただくとする。

・・

あれ、特に思ったほどの脂や水々しさがない。サバは厚みがなく至って見た目通り。

続いて紅ジャケ。

・・

うん、こっちの方が旨い。しかし脂は少ない。

では次は付属の醤油をつけてみるか。

・!

うん!こっちの方が断然良い。サバと紅ジャケ共に素材の風味を引き立たせてくれる。やっぱり醤油ありきかな。

続いて醤油+刻み生姜を乗せていただいてみる。

・・

酢漬けの生姜で少し甘みがある。しかし、甘すぎることもない。アクセントとしては良いだろう。しかし自分としては醤油さえあれば良いかな。

見る見る無くなってくる。ビニールのおかげで容器にご飯粒などもこびり付かずに綺麗にいただけるのはグッド。

最後に製造店には申し訳ないが、邪道なラストを飾らせていただきたい。

マヨネーズ!

以前にシメサバをマヨネーズで頂いた時に一番旨かったので。

他サーモンの寿司とマヨネーズも回転寿司では定番なので、容赦してもらいたい。

いざ!

・・

・・変化なし。口の中で一体化しない。別々に食してるようだ。なぜかな?シメサバの脂が少ないからだろう。おそらくシメサバの脂とシンクロして旨味が引き立つのだと思う。

次に紅ジャケも頂いたが、同じような感じ。やはり共通するのはマヨネーズに合うのはその魚の脂が必要だということだ。一般的にマヨネーズに合う生魚の代表と言えるサーモンと思われているが、しかしそれなりの脂が乗っていないとマヨネーズには合わないと自分は踏んでいる。ほとんど万能と思えたマヨネーズは今回は敗北してしまった。

まとめ、個人的感想

今まで数回駅弁を紹介してきたが、この度も北の海産ということで期待して購入したが、個人的に正直なところパッケージ裏の謳い文句に惹きつけられるも、商品がそれに追いついていないように思えた。というのも、同じような鮭の入った駅弁で富山名物【ますのすし】は本当に旨かった。個人的に大きく味に影響してるのはその寿司を包んでる素材だ。富山名物【ますのすし】は寿司を包んでいるのが自然のものに対して、こちらは発泡スチロールのような容器に食材をビニールで包んでいるだからだ。同じようにすれば、それだけでも大きく味が変わってくると思う。少し価格の差はあるが、素材と手間暇かけた分の味の開きの差はそれよりはるかに大きい。もし声が届くならそこだけでも真似て欲しい。しかし、実祭行くことが困難な遠い青森の海の幸をこの和歌山に届けてくれたことには感謝を表したい。

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海鮮をこよなく愛する庶民
kei-chan

197X 年生まれ 和歌山の海に囲まれた環境で生まれ育ち、子供の頃は親が釣ってきた新鮮な魚をいただくうちに、日常の食卓に魚介類が欠かせないと思えるようになった。釣りは苦手だが、海の幸を食することに喜びと生きがいを感じる。共感してくれる誰かがいてくれたら応援してほしい。

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