ディスカウントスーパーマーケットの刺身びんちょうまぐろ!旨いのか?品質は?バヌアツ産

実食検証!

用事でふた街ほど離れた御坊市に行った時に地元紀南地方では珍しい店を見かけた。スーパーディスカウントNEXという店。看板を見ると魚も置いてあるようで、ひょっとしたら面白いものがおいてあるのではないかと入ってみた。入って見ると魚コーナーは、普通のスーパーのように種類は多くないが整然としていて買いやすい価格と一般的に売られているサーモンなどの刺身はおいてあった。そこで目に飛び込んできたのが、びんちょうまぐろの刺身の短冊

聞き覚えのない産地

価格も安い感じで、100グラム税別268円。ビントロと感じさせる色合いで旨そう。

一見どこにでもあるものかと思えるが、しかしその産地が今まで見聞きしたことの無い産地

・・!?バヌアツ産?どこやねん?まあ、帰ってから調べてみればわかるので、とりあえず今回は人柱でになってみようと決意する。バヌアツの場所(Googleマップ) 

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カットするのに一苦労

持ち帰ってすぐにパックから取り出して俎板に載せる。いい感じではないか。間違いなくビントロの色だ。

君の全てが知りたい。という思いでひっくり返す。

えっ?!す、す、筋が凄い。それじゃあ筋が違うだろう!と言いたくなる。

気を取り直して、再び元に戻し刺し身包丁で入刀式を開始。いざ!

なんてこったい!身が柔らかすぎて、切ると身が潰れてしまう。包丁のせいか?

選手交代!研いだばかりのお気に入りの三徳包丁でチャレンジ。いざ!

少し、マシになったが依然予断を許さない状態。五右衛門の斬鉄剣を使わない限り無理。今までこの包丁でこれ程ぶざまな切り身はなかった。ひっくり返すと切れないさらなる理由が明らかに

筋の部分がかなり硬い。ノコギリのように包丁を往復させなければ切断出来ない。 ヒャー。

悲劇は繰り返される。

残酷すぎる!全てカット終了。

玉砕!まるで日米兵士が見た太平洋戦争。

実食する

しかし、見た目で判断しないのが自分の流儀!(嘘をつけ!この面喰い。)

まあ、味さえ良ければ勘弁したります。器に盛り一つの切り身を観察。

まあ、見た目はブサイクだが、柔らかくて口の中でトロけるんではないか?

醤油とわさびでいつものようにいただく。ビントロの実力をいざ!

・・

!!うんいける!柔らかい。イメージどうり。ビントロの旨味は少々薄いが臭みが全く無くネットリとした身の脂と食感。これはいい。

しかし、残念なのが、そしゃくするとあの筋がどうしても口の中に残る

ただ不幸中の幸いというか、悲しいかな筋のない部分がある。

この上手く切れなかったちぎれた細切れ

ここは筋がなく普通にストレスなくいただけた。

そして、ビントロにはこれ!白飯。あったかご飯に乗せていただく。

では遠慮なくいただきます。

・・

!!!旨い!酢飯よりあったかい白飯が合う!ネギトロよう。ほとんどこれでいただいた。

総評

ディスカウントスーパーで刺身を買うとどうなるか試してみてわかったのは、コスパはそれほど良く無い。価格は安いが、どちらかでいえば安かろう悪かろうの類いに近い。自分は普段刺身は普通のスーパーで買うので、価格は少し高いが、マグロ系なら品質はもっと良い。また刺身の種類もここよりも多いので選択の幅がある。最初は外資系のコストコのような感じではないかと思ったが、蓋を開ければ別物だと感じた。おそらく今後こういったところでは刺身は買わないだろう。

海鮮をこよなく愛する庶民
kei-chan

197X 年生まれ 和歌山の海に囲まれた環境で生まれ育ち、子供の頃は親が釣ってきた新鮮な魚をいただくうちに、日常の食卓に魚介類が欠かせないと思えるようになった。釣りは苦手だが、海の幸を食することに喜びと生きがいを感じる。共感してくれる誰かがいてくれたら応援してほしい。

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