一度は行きたいと思っていたスーパーについに行くことが出来た!その名も角上魚類!地元和歌山から一番近いと思われる長野県 諏訪店にたどり着いた。距離にするとおよそ500キロメートル。車では早くても7時間以上はかかる。メディアでよく取り上げられていたので海鮮をこよなく愛する自分には機会があれば是非行ってみたいという夢がこの度実現した。
店内の様子
店内は広々としていて、肉や野菜などを売る他の店もテナントとして入っていた。到着したのは土曜の午前10時半くらいだったが、角上魚類の鮮魚売り場の方は大勢のお客さんで賑わっていた。おそらく地元の人たちだろう。
寿司や刺身の品数が多さに圧倒
お寿司や刺身が他のスーパーとは比較にならないほどびっしり並んでいる。
少しお高めなものまでおいてある。
刺身盛りもいくつもの価格帯に分けられたものが沢山並べられてある。
マグロだけでもいろんな種類や部位がズラリ。
貝の刺身が豊富だったのには驚いた。こんなスーパーないね。
焼かなくても生でいただける貝類が多いく、このバックヤードには貝や魚を直ぐにさばいてくれる職人さんたちが大勢いいた。
鮮魚以外も充実
紅ズワイがにのボイルされたものが1杯600円。足を広げると70センチはあるかな。お土産に買って帰りたかったが、数日滞在するので残念。
魚介専用の惣菜コーナーも充実。価格は一般的だがかなりクオリティが高そうな旨そうなものばかり。
小袋の醤油とわさびが有料
ちょっと残念だったのは、ここ最近の店の方針転換かもしれないが、地元では珍しいので伝えておくが、小袋の醤油とわさびがそれぞれ一袋3円支払わなければもらえない。レジで購入するというシステムだ。
購入した物を実食検証
良く選んで買えば角上魚類は庶民に優しい価格だった。醤油やわさびも含めここにある全部で税込1450円だった。
パック寿司のコスパ抜群
まずは8貫入ったセットだが税込680円。1貫100円もしないので見た感じのクオリティからすると安い。
わさびを乗せようとすると何と最近では珍しく、わさびが最初から乗っていた!
まずはコハダ?の炙りかな。いただきます。
・・
!!!はい旨い。そんじゃそこらのスーパーでは真似できない。、炙られていても脂がしっかりと身に残っている。身はパサつかず、柔らかくしっとりしている。
しかし、わさびは控えめだ。おそらく子供でも食べられるようにしてあるのだろう。
そしてキハダマグロで角上魚類の実力を測ってみる。わさびが物足りないのでさらに購入したわさびを追加。わさび購入して正解だった。それでは角上マグロいざ!
・・
!!!柔らかい。臭みが無い。筋がない。これも新鮮で解凍物とは明らかに違う。生マグロだろう。
そして今回パック寿司のレベルを超えたと思えたのがこれ。おそらくツブ貝の握り。
いざ!
・・
!え!何この食感?アワビ?いや違う。勘違いするほどコリっとする。鮮度抜群!寿司カウンターで握ってもらったかのような食感と味。もはやスーパーの領域では無い。特にこの寿司に感動した。
格安のキハダマグロのブツ切りの味
とにかく安いのに生キハダマグロとは!
少し筋は気になるがいただいてみる。安かろう悪かろうなのか?
いざ!
!!!生だね。旨い。とにかく臭みが無い。これもこの価格では地元のスーパーでは味わえないクオリティーだ。マグロの山かけ丼にしたい。
安くても旨い加工食品
そして角上魚類で加工されたものと思うがいかねぎ味噌和え。
イカの塩辛は良くいただくが味噌和えとは初めて聞いたので迷わず購入。しかし安い!1パック200円しない。
旨そう。いざ!・・
!!!旨い。辛く無い。甘みがちょうど良い。そのままで日本酒といきたい。これで儲け出るの?角上さん。もう我慢できない。
白飯カモーン!・・
!!!合う!これで白飯全部いってまった。
自家製しめ鯖のクオリティ
そして最後に紹介したいのが大好きなしめ鯖!嬉しいことに角上魚類の自家製のしめ鯖が置いてあった。これは絶対外せない。しかも量が多い。産地も太平洋側で一番好きな海域の宮城県三陸沖のもの。
たまらんビジュアル!見よこのみずみずしさ。え?これ刺身?
ええい、当たって砕けろ!角上しめ鯖に敬礼!では、何も付けずにそのままでいざ!
・・
!!!生?いや、柔らかい酢の味とうすい塩味がある。鯖の浅漬けだ。とにかくみずみずく刺身に近いな。何も付けずにそのままで旨い!これはスーパーのクオリティーではもはや無い。
さて、当然少しだけ醤油tわさびを付けてでいただく。
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!!!最&高!旨いほぼ刺身。質と量共に多いのでコスパ抜群。というかこれほどのしめ鯖を買えるのは角上魚類しかないだろう。
結びの所感
海が無い県は日本にわずかで長野県はその一つだが、ここ長野県のご当地スーパーに行ってみるとなんと解凍ものの刺身が多い。半分以上の刺身がそうだった。そしてアジの刺身まで解凍ものだったのは驚いた。しかしまあ良く考えれば当然ことだ。ところが、海の無い県でこの角上魚類が出店したことによって、地元の人々は今まで食べたことのないクオリティーのものを口にすることができたのでこの店が繁盛するのは必然的だと言える。はっきりいえば海がある地域のスーパーより魚介類の品数、鮮度、味が頭ひとつ抜けている。確かにしめ鯖はとても旨かったが、特に旨いと思うのが貝類だ。他の貝も食べてみないとわからないが、おそらく、鮮度の良いものを店頭に並べる直前にさばいてから出しているのと、よく売れるので回転率が良いのだろう。まあ、それ以前に角上魚類の仕入れや輸送の仕方が万全なのは言うまでもない。ああ、この味を覚えたら当分地元のスーパーで舌を満足させるのは難しいだろう。さて、またいつか機会があるなら新潟の本店是非に行ってみたい。