白いカツオの刺身!!お客も困惑!?これ旨いの?

実食検証!

行きつけのスーパーで夕方ごろいつもの海鮮コーナーをのぞいてみると、沢山売れ残っている刺身がある。「マグロのびんとろか?脂が乗っててうまそうだなぁ。ラッキー。」と思いきやさらに近づくとそうではないのに気付く。真鯛よりはわずかながら赤みがかっているので、「鯛の種類だなぁ。」と推測した。

その身の白さに怯える

容器を持ち上げてみてみると唖然とする。

?!!!

?カツオ!!

カツオの種類の中でこんなに身が白いのは見たことがない。

まなかつお とはいったい何なんだ?お客さんも避けるようにその周囲の刺身が売れる中、これだけかなりの数が寂しく残留。普段いただくほとんどのカツオはマグロと同じか、さらに赤いのが常識。もし かつお という表記がなければ、自分も安心して買うだろう。例えば まな鯛とか まなハタ(おそらくそんな種類の魚はないと思う。)

しかし好奇心もあり、海鮮魂に火を着け人柱となる覚悟で購入。

肝心なのはお味だ。見た目に惑わされてはいけない。(かわい子ちゃんには弱いが。)

蓋を開けると薄ピンクというか薄オレンジのような見た目に色気を感じる。あの普段いただいているカツオの情熱の赤とはほど遠い。若い頃の淡い恋心のようだ。(ちょっと恥ずい表現。)

一つ摘んでみる。上品で愛おしさを感じる切り身。手を差し伸べエスコートしたいくらい。

実食開始

わさびと醤油

では、いつも通りわさびと醤油でいただく。

まなちゃん、こっちにおいで。(変質者か。)いざ。

・・

・・?あら、カツオじゃない!全く違うジャンルの魚だ。マグロに近い食感だが、味はなんだろう。以前紹介したスズキに近い感じ。

カツオをイメージしていただくとカツオファンには物足りなさを感じる。身の色と同じく大人しい味と旨味。

姜葱醤<ジャンツォンジャン>

これは定番の調味料。癖が少ない刺身にはよく合う。

いかがなものかな?

・・

!!うん、いける!刺身に癖が少なく、この魚の旨味との相性が良い

大葉を巻く

そのままいただくと淡白な感じなので、付属の大葉を巻いていただく。

気分はオーバートップ!(未だに車はマニュアル乗ってる自分。)パクリんちょ。

・・

!! いい。単品でいただくより何かを添えて一緒にいただく方が旨い。刺身の個性が少ないので誰とでも上手くやっていける才能がある。

大根のけんと一緒に

そうならば、付属の大根のけんではどうかな?

ケンとマナ。究極のラブコンビ。ケンとメリーを思い出す。(愛のスカイライン。過去に一世を風靡した。)

気持ちはアクセル全開で口の中に放り込む。二人の愛は止まらない。いざ!

・・

!!いける。醤油に程よく浸した大根のけんの風味と抜群にマッチする。今までいただいた中でこれほどけんと絡めてうまい刺身はない。残りの刺身はこれでいただくことにする。まさにLOVE&LOVE。ケン&マナ。

まとめ

ネットで調べるとすぐに まながつお の情報が拾えた。やはりカツオの種類ではなくスズキの種類らしい。しかし、名前をなんとかして欲しい。見た目の先入観で敬遠する消費者が続出しそうだ。まなスズキでいいだろうと個人的にクレームを申請したい。(どこに?)実は自分は旧約聖書に出てくるマナという食べ物が白いのでそこから来たのかと勝手な憶測を立ててしまった。(まず無いか。)

さて、味の方は悪くないが、比較的淡白で旨味は控えめな刺身だった。もし、煮たり焼いたりすれば味が変わるかもしれない。でも、カルパッチョなどにして野菜のようなものと一緒に生でいただくと相性が良いに違いない。もし次回度購入するときは、怯えることなくその作戦でいただくことにする。

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海鮮をこよなく愛する庶民
kei-chan

197X 年生まれ 和歌山の海に囲まれた環境で生まれ育ち、子供の頃は親が釣ってきた新鮮な魚をいただくうちに、日常の食卓に魚介類が欠かせないと思えるようになった。釣りは苦手だが、海の幸を食することに喜びと生きがいを感じる。共感してくれる誰かがいてくれたら応援してほしい。

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