スーパーのマグロブロック(背)の刺身!柵よりお得?生びんちょう!

実食検証!

全国展開の大手スーパーでコスパが良さそうなマグロを見つけたので即ゲット!大手スーパーであっても刺身はその産地のものが多く鮮度が良いのが嬉しい。今回は生ビンチョウマグロのブロック和歌山県産がお買い得価格で販売されていた。なんと100グラム138円ほっぺたをつねりたくなるような価格で解凍ものではなく

売り出しの価格なので通常より安いのは事実だが、柵切りで売っているものと比べて果たしてコスパが良いのか検証したくなった。

切るのが少し面倒くさい

かなりサイズが大きくてボリュミーだ。普通サイズの三徳包丁と比較するとこんな感じ。

皮が付いていた。鮮度維持には役に立ってるかも。身は分厚く5センチくらいあるのが嬉しね!

皮と身の部分の間に包丁を入れると意外とスーと綺麗にさばけた。ちょっと職人になったように錯覚してしまった。『調子に乗っちゃって。』(by藤井風。いつもすみません。)

そして血合いの部分が少しあるので、削ぎ落とす。

取りあえずここまでは簡単だ。しかし皮側の下の白い身の部分がもげてきている。まあ安いので文句は言わない。

とりあえず、刺身用の一口サイズに切る準備をする。入刀開始。

まずは、もげている白い身の部分はうまい具合に切れ目に沿って筋が通っていたので包丁を入れたら難なく切れた。とりあえず三角オニギリを3つにカット。素敵な3色グラデーション。

さて、続いて一口サイズにカットしていくのだが、上の赤身の部分とは対照的に、白身を切ると筋が凄い!かなり力を入れないと切断出来ない。鳥のササミみたいな感覚に襲われる。

一応、こんな感じ。職人失格。

上から順に赤、ピンク、白という感じかな。赤、ピンクはストレスなく切れた。

柵の方は切りやすいが価格が高い

以前に紹介した普通のスーパーで買ったマグロの幼魚の柵はには2枚で重さが同じくらいだったが価格は3分の1程高かった。しかし、筋の部分などなかった

マグロブロックを実食する

量が多いので全部乗せられなかった。半分ほどの量。

白身の部位

嫌な予感が的中した。白身の部分の筋は筋金入りだ。切っても切れない腐れ縁。この筋ヤロー。

では仕切り直して、お味はいかがかな?醤油とわさびでいざ!

・・

・・す、筋が多い!そしゃくしても口に結構残る。そして少し生臭いな。ちょっとこれは漬けにしないといただけないレベル。この部位はちょっと普通に刺身として醤油とわさびでいただくのはNGかな。

ピンクの部位

次は真ん中の薄赤の部分はどうかな?これは普通な感じでいただけそう。

安心感に包まれいざ!

・・

!!うんイメージ通り。筋もなく柔らかいビンチョウマグロの味。これなら問題ない。臭みもないので旨い。

赤身の部位

さらにメインディッシュのレッドマグロ。これは問題なくいただけるに違いない。ではいただきマグロ!いざ!

・・

!!!はい合格!赤身の柔らかさとマグロの旨味がピンクより。全部これならコスパ抜群だが。

 !判定結果!
安いブロックは切る手間が柵より必要な事と下記の赤線で囲まれた部分だけしか美味しくいただけないので実質は量が少ない。

⭐️WIN🌟
柵売り

結びに

今回の刺身はなのでポイントは高いが、以前に紹介した下記のものは解凍もので安価なトロビンチョウマグロなだったが、かなり旨かったので生よりも刺身の質が大事!それと特に筋が問題だ。この部分が多いと敗北が待っている。パッと見た感じでは素人には判断できないと思う。自分はまんまと罠にかかってしまった。多少の個体差はあるかもしれないが、とにかく安いマグロのブロックに飛びつくのは要注意だという教訓を今回学んだ。

海鮮をこよなく愛する庶民
kei-chan

197X 年生まれ 和歌山の海に囲まれた環境で生まれ育ち、子供の頃は親が釣ってきた新鮮な魚をいただくうちに、日常の食卓に魚介類が欠かせないと思えるようになった。釣りは苦手だが、海の幸を食することに喜びと生きがいを感じる。共感してくれる誰かがいてくれたら応援してほしい。

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